潮吹きの決め手はアイドリングと体水分量

AVでよく登場する「潮吹き」は、Gスポットへの刺激によるものです。「潮を吹かせたい!」という男性も多いですが、はっきり言ってそれは男性の自己満足。「潮吹き=イク」ではありません。それに、潮吹きによって女性の身体を傷つけてしまうケースもあるので、正直、実践するのはオススメしません。

でも「どうしても吹かせたい(吹いてみたい)!」という強い願望を持つみなさんのために、後ろめたい気持ちになりつつも、こっそりとお教えします。

まず、潮を吹かせるうえで大切な要素は2つ。「女性がリラックスできていること」と「女性の体水分量」です。人間は緊張すると筋肉がこわばり、喉が乾いてしまいます。だから、女性をリラックスさせて、身体の筋肉をゆるめてあげる前戯が必要になってきます。たっぷり前戯をした後の潮吹きと、しないでの潮吹きでは、吹き方が違います。

そして、潮を吹くためには多めの水分を摂っておくことが不可欠です。AVの撮影でも、女優さんに潮を吹いてもらう場合は、事前に水分をたくさん摂ってもらっています。なお、99%の女性が潮を吹くことが可能ですが、その日の体調や環境、シチュエーションによって、吹く吹かないがあります。特に朝、起きたばかりのタイミングなどは筋肉がまだ固まっていますし、長時間水分を摂ってないので喉も膣もカラカラです。

また、体質的に「吹きやすい女性」と「吹きにくい女性」がいます。肌がもちもちしていて、色黒。お尻の割れ目が浅くて、膣が奧まってない。体が柔らかくて運動経験がある女性は「潮を吹きやすい」傾向にあります。

また反対に、股関節が硬くて、お尻の溝が深くて膣が奥まった場所にある女性は「潮を吹きにくい」傾向にあります。ここからは、潮吹きのテクニックについて紹介していきます。まずはレジェンド男優の加藤鷹さんが広めた「加藤式」。これは、人差し指と中指を使って、手前にかき出すように刺激するもので、潮が非常によく飛び、見た目のインパクトが強いです。しかし、上手にやらないと女性の身体に負担がかかり、膣を傷めることもあるので、僕はあまりオススメしません。

もうひとつは、中指と薬指で潮を吹かせるオーソドックスな「キツネ式」。これは簡単なうえ、女性の快感度も高いです。また、女性の身体への負担も、そこまで高くありません。ここではオーソドックスな「キツネ式」のやり方について説明します。

①中指と薬指を膣に挿入したら、「く」の字に曲げ、指先をGスポットに押し当てます。この時の指の角度は90度、つまり直角になるように意識しましよう。くれぐれも指先の支点をずらしたり、手前にひっかけようとしないように注意してください。

②その一方で、挿入していない人差し指と小指を、お尻の方向へ持って行きます。影絵の「キツネ」のような形ですね。この2本の指をお尻に当てることで、Gスポットに当たっている中指と薬指が固定されるとともに、テコの原理が働き、小さな力で大きく吹かすことができます。

③手首や指、そして肘から先は固定して動かさないようにしましよう。

④この体勢から肘を後ろに引くようなイメージで角度を90度に保ったら、腕を自分のお腹のほうに引くように動かします。指のべクトルは相手のお腹へ向けトントンと押すだけで、大半の女性は潮を吹きます。なお、吹きやすい体勢としては、女性に立ってもらう状態が一番やりやすく、ほかには仰向けで足をM字開脚してもらう体勢が望ましいでしよう。逆にバックは吹きづらい傾向にあります。

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