騎乗位には、大きくわけると6つの種類があります。
①女性が男性の身体に直角に跨がり、上下のピストンをする。
②女性が男性の身体に直角に跨がり、前後のグラインドをする。
③女性が上体を後ろに反らし、上下のピストンをする。
④女性が上体を後ろに反らし、前後のグラインドをする。
⑤女性が男性に抱きついて、上下のピストンをする。
⑥女性が男性に抱きついて、前後のグラインドをする。
騎乗位時の男性の動き方は、大きく分けると2通りあります。上下に動かす「点で攻めるピストン」。そして、前後に動かす「面で攻めるグラインド」です。
前者に比べると、後者のグラインドのほうが、奧の子宮周りのポルチオ性感帯を攻め立てるうえ、クリトリスも同時に刺激できるため、女性がオーガズムを迎えやすいです。とはいえ、奧までグリグリと強い刺激を与えるので、長時間続けると女性の身体を痛めてしまう可能性もあります。
騎乗位の最中は、「点で攻めるピストン」と「面で攻めるグラインド」の両方を織り交ぜるとよいでしょう。6種類のなかで、僕が一番オススメするのは、②の「女性が男性の身体に直角に跨って、前後のグラインド」というパターン。
この姿勢で、男性のペニスで女性のGスポットを通過しながらポルチオも刺激する軌道を描き、クリトリスもこすると、これはもう最強でしよう。
次にオススメなのは、⑤の「女性が男性に抱きついて、上下のピストンをする」というものです。ここでも、ペニスはGスポット経由ポルチオ行き。さらにクリトリスをこする軌道を描けます。
この時、女性だけで動くと、動きがブレやすくてポイントが定まりにくくなってしまいます。なので、男性は、女性の正中線上にある「仙骨」を持っと動きがブレません。仙骨は、背中と腰の境目にある三角形の骨の部分のこと。尾てい骨の上あたりにあります。この仙骨を持ちながら、女性の身体を上下に動かすとブレずに「芯を突く正確な動き」ができるはずです。
なお、①と②の騎乗位の場合、膝を床につけずに、しゃがんだ状態。つまり、「うんこ座り」状態になるパターンもあります。重力をうまく使い、男性側は太股で女性の身体を跳ね上げて、重力で落ちてきたところを受け止めてあげるとよいです。
視覚的には、うんこ座りをしているほうが結合部分がよく見えるので興奮しますが、実際の快感度を考えると、膝を床につけて、しっかり身体を密着させているほうが「芯を突く正確な動き」がしやすく、快感も大きいです。
女性のみなさんにぜひお伝えしたいのは、「騎乗位は女性が動くもの」というイメージが強いかもしれませんが、そんなことはありません。騎乗位になった時に女性に「動いて」とか「気持ちよくして」と煽る男は、今後の人生においても他人まかせにしがちな傾向にあります (途中からバトンタッチして動いてくれる男性は除きます)。付き合っていく際は騎乗位で男を見極めてください (笑)。
よく「騎乗位ができない」や「動くのが苦手」という女性がいらっしゃいますが・・・それは「喝!」です。誰でもはじめはできません。そこから「どこをどうすれば気持ちよいのか?」を探求する姿勢と気持ちが大切なのです。上手い下手は関係ありません。「自分の気持ちいいベストポイント」を探りながら騎乗位をしていくと、中イキできる可能性がアップします。