風俗店では「AV女優」の肩書きは人気があります。ホームページを見ると「現役AV女優入店」などと謳っている店をよく見かけます。いつもは画面の中でしか見られないAV女優に直接会えて、AVと同じような行為をノーモザイクで楽しめるのだから人気か出るのは当然です。
女の子にとっても、AVの撮影はいつもあるとはかぎらないので、自分の知名度 (+セックス経験) を活かして風俗店で働くことは収入の安定につながります。有名AV女優ともなれば別料金を払わなくては遊べない店もあります。しかし、AV女優の肩書きで、第一線で活躍できる期間は短く、単体女優でデヒューしてもある程度の年齢になれば人気は下がってしまいます。そのため、風俗店はAV女優の恰好の受け皿として機能しています。
たくさん集客が見込めるので、店はAV経験のある女の子を採用したがります。しかし大抵の場合、AV女優はモデルプロダクションに所属しています。そのため、単体女優はプロタクションとの契約の都合上、AV女優とは謳えても芸名を明記できないケースもあります。その場合、芸名の一部や下の名前だけを使って源氏名にしたりします。最近はAV女優自身がブログをしていることが多く、ブログの中で「〇〇という店で働いています」とアピールすることがあります。また、ネットのクチコミで「AV女優の〇〇ちゃんがXXにいた」と広まることもあります。
なかには、所属プロダクションの関連会社が風俗店の運営に携わっていて、AV女優が流れてくるケースもあるようです。逆に、風俗店の大手グループがAVプロダクションを設立するケースもまれにあります。AV女優はおおむねプロフィール写真の見栄えがよく、ホームページはもちろん、雑誌やインターネット広告に顔出しのできる女の子が多いので店から優遇されます。また、有名女優であれば現役を引退しても固定ファンが遊びにきてくれるので、店にとってとてもありがたい存在です。
ごく一部ですが、AV女優のブランド力を使って「客寄せパンダ」として利用する店もあります。そういった店では「現役AV女優〇〇さん在籍の店」などと謳ってホームページなどに写真が載っていても、実際に予約を取ることは、ほぼ不可能です。予約を取りたくて何度電話しても、「長期休業中」とか「本日は撮影のため出勤していません」などと言われてしまう場合、最初から在籍していない確率が高いかもしれません。
AVソープ嬢といっても、ほとんど無名の「企画女優」出身もたくさんいますが、そういう女の子ほど性格は良く、サービスが期待できます。